株式会社ナイスコート

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塗装を究め、
未来を彩る。

Paint Work For Future

Aboutナイスコートについて

戦後高度経済成長期を経て、日本人の生活は飛躍的に豊かになりました。昭和の時代における工業製品の塗装はグレー色やベージュ色、錆さえ発生しなければ色が付いていれば良し、というのが当たり前でした。しかし技術の進歩と共に製品がより使いやすく、人々にとって身近な存在になるにつれ、そこにデザイン性を求め始めます。

色が人間の五感に与える影響が大きいのは確かですが、もっと重要なことがあります。それは塗装品質です。わかりやすく例えれば、女性の化粧が近いのではないでしょうか。ベースメイクの時にファンデーションを塗りますが、ぬりえを塗りつぶすように厚塗りしてしまえばそこでおしまいです。できるだけ薄く、何層にも塗り重ねる、時間はかかりますができあがりを左右する非常に重要な作業です。目元や眉毛の処理は専用の道具を使ってピンポイントで位置を決める必要があります。昨今の工業製品はどんどん小さく、複雑な形状になっています。工芸品や嗜好品であれば職人が手間暇かけて丹念にひとつずつ作業することができますが、工業製品にそれは許されないのです。

コストという制限の中で、人々の美観に対する無限の要求にどのように応えていけるかが我々の永遠のテーマです。

Featureナイスコートの取り組み

ヒトとモノの距離が近づけば近づくほど塗装品質の優劣は直接的に伝わり易く、塗装に対するユーザーの要求が日増しに上がっていくのはある意味当然なのです。部品のサイズもどんどん小さく、複雑になり、特定の分野において、従来の手法では製品に価値を付加することが難しくなりつつあります。また塗装作業を行う環境がヒトに与える負担はかなり大きく、長期的な視野に立てば今後優秀な人材を確保することは難しくなっていくことでしょう。

そんな中、ナイスコートは塗装ロボットによる自動生産を積極的に推進しています。

長年の経験で培ったノウハウをロボット生産に投入することで、ヒトとロボットの共存を目指しています。

01Quality

超微量噴霧による多重塗装で
圧倒的な美観を実現します。

02Unmanned System

外部とは完全に隔離したブースでの
無人生産の為、ブツやホコリの悩みから解放。

03Thickness Control

数ミクロン単位での膜厚管理が可能。

04Save Cost

ボリュームに応じてコストダウンが可能。

Manufacturing Facilities主要設備

自動塗装ライン 全長100m 一式

  • ● 川崎重工業 6軸アーム式大型塗装ロボット
  • ● 旭サナック 3色カラーチェンジバルブ内蔵静電自動ガン
  • ● 水洗式吸排気 メイン塗装ブース / W5040xD3290xH3250
  • ● 水洗式吸排気 補正塗装ブース / W2520xD3290xH3250
  • ● 除塵ブース / W1300xD2100xH2600
  • ● 遠赤外線ヒーター付熱風乾燥炉 熱量200,000kcal/h

自動塗装ライン 全長60m 一式

  • ● スピンドル塗装ロボット SWAN Pro
  • ● 移載ロボット Co-SWAN
  • ● 水洗式吸排気 塗装ブース / W1850xH1500
  • ● 自動除電ブース
  • ● 熱風乾燥炉 100,000kcal/h

クリーンルーム付き 手吹き塗装ブース 一式

  • ● 水洗式吸排気 塗装ブース / W3440xD1680xH3830

その他の設備

  • ● 熱風式乾燥炉 一台 W2500xD2300xH1900
  • ● バッチ式前処理設備 一式 W2500xD2500xH2950

Message代表者挨拶

代表取締役 矢野佳幹

近年の目覚ましい技術革新のもと、人々の暮らしはより便利に快適に変化し続けます。日常にあふれる数多の製品もどんどんコンパクトになり、無駄は淘汰され、普遍的に価値あるモノしか生き残れないでしょう。この素晴らしい地球環境、文化、テクノロジーをいかにして毀損せず次の世代へと引き継いでいくか、それが混沌とした今を生きる我々に与えられた使命ではないでしょうか。私たちはものづくりの立場から、人々が生きる喜びや明日への希望を感じ取れる、そんな製品を作っていけるよう日々精進して参ります。

代表取締役 矢野佳幹

Company会社概要

社名
株式会社ナイスコート
代表者
代表取締役 矢野佳幹
所在地
〒601-8175 京都市南区上鳥羽金仏 30(工場敷地 900㎡)
Google Maps
TEL:075-691-7357 FAX:075-672-8998
創業
1950年4月
設立
1966年6月
資本金
1200万円
従業員
10名(2020年3月)
主要納入先
株式会社SCREENホールディングス
オムロン株式会社
エスペック株式会社
営業品目
産業印刷機器、半導体製造装置、検査装置等の外装部品
内部構成部品の塗装リミットスイッチ、各種センサー部品の精密塗装